秩父夜祭

毎年十二月の二日、三日に秩父夜祭が行われています。二日は宵宮、三日が大祭です。

秩父夜祭には二台の笠鉾と四台の屋台があって三日の朝、各町内を出発し秩父神社に宮参りへ向かいます。

そして宮参りが済むと境内を出て巡行し、屋台では舞や屋台芝居が行われ、その後再び秩父神社へ集合します。午後七時に神幸行列が秩父神社を御旅所に向かって出発し、その後を順に六台の笠鉾と屋台が巡行します。

 

 

 

御旅所のすぐ前にある急な団子坂を曳き上げる際は木の軋む音と揺れ動く屋根に一瞬ヒヤリとします。

六台それぞれ秩父屋台囃子を演奏するために内部に囃手が乗っており、外からは見えないようになっています。
(←)上町屋台

最後の屋台が御旅所に到着後、神事が厳かに行われ、そして日付がかわった頃、今度は先に六台の笠鉾と屋台がそれぞれの町内に向かって出発、その後を御神幸行列が続きます。だんだんと遠ざかっていく太鼓の音が三時を過ぎても聞こえていました。