本体は概ね仕上がりです。
台座は一般的な不動明王の岩座や、角形材を井桁状に組み上げた瑟瑟座(しつしつざ)ではなく三段に積み重ねた形とします。
また別に不動明王が右手に持つ宝剣と、左手に持つ羂索(けんさく)を作ります。
羂索の五色の縄は絹の撚縄を使い、先端にある分銅と環はそれぞれ彫り出します。