先日、茨城の潮来市まで山車の彫刻の打ち合わせに行って来ました。思い返してみると茨城に行くのは初めてかもしれません。
関越道から東京外環→常磐道→首都圏連絡道というルートで行きましたが案の定道を間違えてしまいました。いつの間にか高速を下りてしまい、慣れない道を行ったり来たり。高速のジャンクションは嫌いです、、、
印象に残ったのが茨城に入って見えた牛久大仏、あれが牛久大仏かと思いながら見ていると上の方はまるで霞がかかったよう。よくあんな大きなものを作ったものです。驚きました。
なんとか約束の時間には間に合い13時過ぎから打ち合わせを始めました。山車を見させていただいて代表の方とお話するつもりでいたのですが、町会長さんはじめ町内のみなさんが何人も集まって下さっていました。ありがたいことです。こういったところでも掛ける思いを感じます。
潮来市は祭りの盛んなところで千葉の佐原の祭りとの関係も深く、山車の上に大きな人形が乗っているのが大きな特徴です。町内ごとに神話や源平など主題とするものがあり、それにまつわる彫刻が入っています。
今回も町の主題にちなんだ彫り物を彫るということで山車蔵を開けていただいて実物を見ながら話し合いをしました。やはり実際に見て直接話さないことには始まりません。
しっかり寸法も測って構想を練ります。
また佐原の山車会館へも一緒に行っていただいて先人の作を拝見。
良い物を見させていただきました。
まだ仕事に掛かるのは先になりますが、皆さんの思いを感じ自分としても良い物を彫りたいと改めて思ったところです。