武甲山 登山

先日初めて武甲山に登って来ました。

生まれた時から完全な姿ではなく、小さい頃は段のある面白い山だなぁくらいに思っていました。

 

地元へ帰って来て六年、みるみる削られてこの数年で見た目にも形が変わり、低くなっているような感じがします。

完全な姿の時に登ることが出来たら良かったのですが、せめて一度は登っておきたいという思いでやっと実行したというところです。

ルートは裏参道の往復。秩父札所二十八番 橋立堂に車を停めて、登山道入口まで歩きます。今回は最終的に人数が八人に増え、その中に小学一、二年生の兄妹が含まれていたので少々不安な気持ちでのスタートです。

 

 

まず登山道入口まで一時間。一部舗装された道もありましたがここが意外と長かった。

やっと登山口まで来て、そこから休み休み山頂を目指します。

表参道は小学生でも登れると聞いてはいたものの、裏参道は危険な箇所もあり初心者向けではないですね。

山頂手前にある御嶽神社、立派なものが建っています。

この神使はやはり日本狼でしょうか。

山頂から秩父市街を見る。

現在の山頂は当時の山頂より30数メートル低く、金網の向こうは削り取られて出来た崖で採掘場を見下ろすようになっている。

 

ここからは片側の限られた部分しか見えませんが、当時の山頂からは富士山、谷川岳、八ヶ岳連峰、赤城山、榛名山、秩父盆地など360度見渡せたようです。

 

 

 

昼食を食べて下山。

結局行きは四時間、帰りは三時間でした。上がり下がりはありましたが最初の予想に反して一番元気だったのは小学生だった気がします。笑

無事よく最後まで歩きました。自分自身にも言えることで良い経験になっただろうと思います。

平成24年2月頃の写真

近くで見るとさらに痛々しい様子で悲しく情けない気持ちにもなりますが、経済、発展に貢献したのも事実。

 

 

セメントで言うと、

植物が育つように工法が見直されている例もあるようですが、コンクリートで固められた河川は本当に味気ないです。明らかに必要性ないところは他にやることがあるのではないかと。また完全に消耗品になっている運動場に線を引く石灰など、とても勿体ない気がしてしまいます。貝や植物原料など他に代用品はないものでしょうか。