カテゴリ:不動明王


2014/12/28
先日、京都 六波羅密寺様で施主様と一緒に不動明王の開眼法要をして頂きました。 空也上人像や平清盛像、地蔵菩薩坐像など一度は見たことがあるであろう有名な仏像が数多く安置されているお寺で平家ゆかりの地でもあります。
2014/12/20
完成 今回は二体同じものを制作しました。 一つの材を柾目で二つに割った共木のカヤ材で彫ってあります。火焔光背も同様に同じ板から取ったもので、別々の所には納まりますが双子のようなものです。 長い時間、自分の手で彫り進めて来ただけに完成した達成感と手元から離れて行く寂しさのような気持ちがあります。
2014/12/17
本体の足の裏にホゾを彫り込み、板を挿し込みます。そして同様に台座にも彫ったホゾと合わせて固定。
2014/12/14
台座に花菱の地紋を彫り込みます。小さく狭い範囲なので彫りにくいですが彫り方は一緒です。 同じ文様の繰り返しなので順番に小刀を入れていきます。
2014/12/11
別に不動明王が右手に持つ宝剣と、左手に持つ羂索(けんさく)を作ります。
2014/11/30
顔の彫りが済んだところです。両目を開き、両狗牙上出で牙を上唇の上に出している形です。まだ眼を入れていない状態ですが完成像が見えると思います。 辮髪を左肩に垂らしているため顔を彫り上げると同時に髪、冠、首周りを仕上げます。
2014/11/27
一つのものを完成させるまでにそのものと向き合っている時間は本当に長い。こうやって手の中で彫り進めて行くうちに思いが入るということはあると思います。...
2014/10/17
カヤの木は削り易い方ですが、この光背のように木口が多くある時はなかなか大変です。垂直に突いた際に裏で欠けないようにあらかじめ裏からは面を取っておきます。
2014/10/14
不動明王
2014/09/30
光背用の板に図を写して糸鋸を使って抜いていく

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