2016年
2月
20日
土
これから吉田松陰 像を彫って行きます。
材は木曽檜で、像の寸法が大きいため寄木造りとします。この木は六年ほど前に買っておいたもので、いよいよ使う時が来ました。
見当で計ってギリギリどうかというところでしたが、なるべく同じような肌合いと質の方が良いので一本で取れれば間違いはありません。
2016年
2月
22日
月
膝足部分も寄せたところ。
もう少し違う合わせ方もありましたが、今回はこのやり方でやってみます。
後の工程で少し都合が良くなさそうですが、なんとかなるでしょう。
大きく鋸で落として行きます。
2016年
3月
09日
水
ある程度のカタチが出たところで、仮留めしていた部分を離しました。
まずは割れ留め防止のための内刳り。
部材を離すことによってノミが入るようになるので細部を彫り込みながら進めます。
ここで一旦、松陰さんは時間が空きます。
2016年
5月
03日
火
一旦離した部材を接着したところです。内刳りはしてありますが、かなり厚めに残してあります。
今はダボを打つために目見当で穴を開けているので微妙な誤差が出てしまいます。修正を必要としない様に、狭いところの平面でも支持が出来て垂直に穴が開けられるものがあると便利なのですが、知らないだけでそういった工具があるのでしょうか。治具を作るか。手順など工夫するかですね。